2006年9月 8日 (金)

八幡顕光が新国立劇場バレエ団ソリストに昇格

 2006/2007シーズン 新国立劇場バレエ団のメンバーが発表された。
 今シーズンからは、新国立劇場バレエ研修所出身の八幡顕光がコール・ド・バレエからソリストに昇格した。また、同じくバレエ研修所出身の三船元維がアメリカ留学を終え、バレエ団メンバーに加わることとなった。
 八幡顕光は、東京都出身。石井清子バレエ研究所にて、石井清子、安達悦子に師事。02年オールジャパンバレエユニオンコンクールで第2位セーヌ賞受賞。03年新国立劇場バレエ研修所に第2期生として入所。研修所時代から新国立劇場バレエ公演「ロメオとジュリエット」、「ライモンダ」などに出演し、05年新国立劇場バレエ団にコール・ド・バレエとして入団。ビントレー(BRB芸術監督、「カルミナ・ブラーナ」振付家)の抜擢で、大役を射止めた。その後06年1月「白鳥の湖」道化、3月「ナチョ・ドゥアトの世界」の「ドゥエンデ」に出演し、好評を博した。 5月『こうもり』では27・28日のウルリック役でルイジ・ボニーノの代役を務めた。

9月 8, 2006 国内ニュース |

2006年9月 1日 (金)

吉田都が、Kバレエ・カンパニーへ移籍

Kballet1_4 【東京発】英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして世界中に多くのファンを持つバレリーナ吉田都が、熊川哲也率いるKバレエ・カンパニーに移籍することが決まり、8月31日に記者会見が都内ホテルで行われた。
 熊川もかつてロイヤルバレエで活躍したこともあり、吉田とは旧知の仲。吉田は2003年夏に〈ラプソディ〉、同年冬には〈ライモンダ〉でKバレエにゲスト出演しており、大きな話題となった。今回の移籍の話は、今年2〜3月頃に将来的なことなどを2人で話している際に自然に出てきたという。
 吉田は、Kバレエの公演水準や公演数、そして踊りに集中できてプライドを持って踊れる環境の良さが、移籍を決意した主な理由であると語った。また退団するロイヤル・バレエに移籍を伝えた際、芸術監督モニカ・メイスン女史は、「ミヤコがやりたいようにできることがベストだから」と快く送り出してくれたという。
 今後9月からはKバレエカンパニーのプリンシパルとして、11月の〈二羽の鳩〉では少女役、12月23日の〈くるみ割り人形〉ではマリー姫役として踊る。一方、古巣であるロイヤル・バレエにもゲストとして出演を続けるというから、世界のプリマはますます多忙になりそうだ。
(山本浩/クラシック・ジャパン)

9月 1, 2006 国内ニュース |

2006年8月28日 (月)

東京音楽コンクール ピアノ部門本選

【東京発】先週金曜日の弦楽器部門に引き続き、東京音楽コンクールの
ピアノ部門の本選が8月28日(月)上野・東京文化会館 大ホールで行われた。
会場には熱心な音楽ファンが大勢集まり、若者たちの真摯な戦いを見守った。
先週に引き続き、伴奏を務めたオーケストラは、沼尻竜典指揮の東京フィル。
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写真:最高位に入賞した齊藤一也さん

第1位    該当者なし

第2位 齊藤一也(さいとうかずや)
            1990年生まれ。 東京藝術大学付属高校2年。

第3位 川田健太郎(かわだけんたろう)
            1983年生まれ。 モスクワ国立音楽院在学中。

入選    佐野沙希(さのさき)
            1982年生まれ。 東京藝術大学卒業。

入選 水谷桃子(みずたにももこ)
            1991年生まれ。 神戸海星女子学院中学3年。

今回の第1位は該当者なし。一生懸命に精進してきた挑戦者たちには
厳しい判断だったかもしれない。しかし、おそらく審査員たちは、「より
高いところを目指して翔んでほしい」と願っての決断だったのだろう。
コンクールの結果も大切だが、これはあくまで「登龍門」。参加者の
今後の成長・活躍に期待したい。 (山本浩/クラシック・ジャパン)

8月 28, 2006 国内ニュース |

2006年8月25日 (金)

東京音楽コンクール弦楽器部門本選

Tokyo_1  【東京発】昨年、驚異の中学生ピアニスト北村朋幹を輩出したことで大きな注目を集めた東京音楽コンクールは、今年で第4回目を迎えた。今回ピアノ部門と弦楽器部門の2つだが、弦楽器部門の本選が、ピアノ部門に先駆け、8月25日(金)東京文化会館で行われた。



写真:審査結果の前で受賞を喜ぶ小熊佐絵子さん
                              

第1位    小熊佐絵子(おぐま さえこ)
             ヴィオラ。1980年生まれ、桐朋学園大学研究科修了。
第2位    依田真宣(よだ まさのぶ)
             ヴァイオリン。1985年生まれ、東京藝術大学3年。
第3位    アデル・亜貴子・カーンズ(Adelle-Akiko Kearns)
             チェロ。1980年生まれ サンフランシスコ音楽院卒業。
入選     江島有希子(えじまゆきこ)
             ヴァイオリン。1982年生まれ、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ コース卒業。

 なお、今年から本選にオーケストラ伴奏が導入され、沼尻竜典指揮の東京フィルがサポートを務めた。協奏曲が4曲という長いプログラムは、オーケストラによる好サポートを得て、より充実したコンクールになった。また、第3位のアデル・亜貴子・カーンズが演奏したコルンゴルドのチェロ協奏曲は、なんと日本初演。実に果敢な挑戦と言えるだろう。
 コンクールとしては多くの聴衆が、若い才能を競い合う「協奏曲の夕べ」を堪能し、あたたかく見守っていた。
 来週28日(月)には、17時からピアノ部門の本選が行われる。会場は、同じく上野・東京文化会館大ホール。 (山本浩/クラシック・ジャパン)

8月 25, 2006 国内ニュース |

2006年8月24日 (木)

第30回ピティナ・コンペティション全国決勝大会の
結果発表と表彰式が行われる

 【東京発】 第30回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会が8月20日〜22日に 第一生命ホールほか都内主要ホールで行われ、本日23日に都内ホテルで結果発表と 表彰式があった。
 特級のグランプリには、前山仁美(まえやまひとみ)に決まり、併せて聴衆賞、 文部大臣賞、ミキモト賞、読売新聞社賞、王子賞、三菱鉛筆賞も受賞した。
 前山は、モスクワ音楽院に留学中の19歳。音楽院ではパーヴェル・ネルセ シアン教授に、日本では江口文子氏に師事。 同じく特級の銀賞には、恩田佳奈(おんだ かな、東京芸術大学大学院2年)、 銅賞には保屋野美和(ほやの みわ、東京音楽大学4年)に決まった。
 なお、前山ら受賞者が出演するコンサートとして、王子賞受賞披露演奏会(来年2月11日 日曜日 14時から王子ホール)、受賞者記念コンサート(来年3月28日 水曜日 紀尾井ホール12時30分と16時開演の2回公演)が予定されている。(山本浩/クラシック・ジャパン)

第30回ピティナ・ピアノコンペティション       全国決勝大会 結果一覧 http://www.piano.or.jp/compe/2006/result/final/index.html

8月 24, 2006 国内ニュース |

2006年8月10日 (木)

第4回東京音楽コンクールの弦楽器部門とピアノ部門の本選

 昨年、第3回のピアノ部門で弱冠14歳の北村朋樹が優勝して話題となった、東京音楽コンクールの弦楽器部門とピアノ部門の本選が、今月末に東京文化会館で行われる。このコンクールは、有望な新人音楽家を発掘し、育成・支援を行うことを目的とし、2003年から東京文化会館で行われているもの。まず弦楽器部門が8月25日(金)、ピアノ部門が同28日(月)の共に午後5時から開演となる。今年から本選の協奏曲課題にはオーケストラ伴奏(沼尻竜典の指揮による東京フィルハーモニー交響楽団)を導入する。なお、本選出場者は下記の通り。

 ●弦楽器部門
   江島有希子(ヴァイオリン)
   アデル・亜貴子・カーンズ(チェロ)
   依田真宣(ヴァイオリン)
   小熊佐絵子(ヴィオラ)

 ●ピアノ部門
   佐野沙希
   川田健太郎
   齋藤一也
   水谷桃子

[関連ページ]

弦楽器部門 http://202.212.163.115/ticket/ticket.php?show&339
ピアノ部門 http://202.212.163.115/ticket/ticket.php?show&372

8月 10, 2006 国内ニュース |

2006年6月28日 (水)

第15回「ショパン国際ピアノ・コンクール」写真集発売
発売記念する写真展、コンサートも

 【東京発】第15回「ショパン国際ピアノ・コンクール」の写真集が発売されることになった。「ショパン 〜第15回ショパン国際ピアノコンクール写真集〜」がそれで、コンクールのオフィシャルカメラマン、ドミニク・スクルジャークが撮影した写真を集めたもの。コンクール出場者の緊張感のあふれる表情を写し撮り、汗の一粒まで捉えている。発売元は株式会社「ショパン」で変形版(250mm×250mm)で112ページ、予価は税込みで3000円。
 また、その発売を記念して、東京・恵比寿の恵比寿麦酒記念館で写真展とコンサートが開催される。写真展は8月5日(土)〜13日(日)の8日間で、約20点の写真が展示される。一方、コンサートは8月25日(金)18:30から。記念館所有のスタインウェイピアノを使う、サッポロビール株式会社主催の出版記念コンサートも開催され、コンクールで第4位に入賞した山本貴志をはじめ、前回のコンクールで熱いステージを披露したコンテスタントの出演が予定されている。終演後には、招待客を招いたレセプション・パーティーも行われる。入場無料。
 写真集・写真展に関する問い合わせは、株式会社ショパン(03-5721-5525)まで。ショパンでは同時に、写真展の会場で20分程度、ピアノを演奏したいというピアニストも募集している。

6月 28, 2006 国内ニュース |

2006年6月24日 (土)

サンクトペテルブルクに「Kitara」の姉妹ホール

 【サンクトペテルブルク発】サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場内にこのほど、新たにコンサートホールが誕生した。元々は衣装館があった場所に建設されたもので、札幌コンサートホール「Kitara=キタラ」を手本にしているのが特徴。14日夕、政府要人らを招き、劇場の芸術監督のワレリー・ゲルギエフの指揮で披露演奏会が行われた。正式な開館は今秋を予定している。
 ゲルギエフと「Kitara」の出会いは2002年。ゲルギエフがマリインスキー劇場管弦楽団と演奏した時、その音響の「たぐいまれな透明感」(ゲルギエフ氏)に惚れ込み、「Kitara」の音響を設計した音響工学家の豊田泰久氏(53)=米ロサンゼルス在住=に設計を依頼した。 建設費用は3400万ドル(約三十九億円)で、そのほとんどが日本たばこ産業(JT)など世界各国の企業や劇場のファンから寄せられた寄付で賄われたという。
 14日の披露演奏会は音響テストを兼ねたもので、演奏されたのは、マリインスキー管が二度の札幌のコンサートで演奏しているチャイコフスキー《くるみ割り人形》の音楽。会場にはお手本になった「Kitara」の写真が掲げられた。ゲルギエフは舞台あいさつで「世界最高のホールの一つ」とキタラを絶賛した。

6月 24, 2006 国内ニュース |

2006年6月21日 (水)

出光興産が新たに美術館コンサートをスタート

 【大分発】出光興産が「美術」と「音楽」のコラボレーションをめざし、美術館内で行う新しいコンサート・シリーズを6月からスタートさせた。「MUSIC in MUSEUM by 出光」がそれで、美術展の会場の中で演奏会を行うのが特徴。第1回は大分県立芸術会館で「仙厓展」の会場を舞台に11日(日)、17日(土)、18日(日)に行われた。
 11日に出演したのは、新しい邦楽アンサンブルとして注目を集める「あいおいの会」のメンバーで、松崎晟山ら尺八の4人。一方、17日、18日には、読売日本交響楽団のコンサートマスターを務める小森谷巧を中心にした弦楽四重奏団が登場、江戸時代の僧「仙厓」が書いた掛け軸の前で演奏を繰り広げた。
 出光興産は「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列)の番組スポンサーを40年以上も務めるなど、音楽メセナに力を入れており、「MUSIC in MUSEUM by 出光」は9月末に石川県九谷焼美術館、10月には北海道・苫小牧市博物館で行われる。

6月 21, 2006 国内ニュース |

2006年6月20日 (火)

オーケストラ・アンサンブル金沢
ヤンキース・松井の応援歌制作、歌詞を募集

 【金沢発】オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)が制作する、「ヤンキース・松井」の応援歌を作ることになり、その歌詞の公募が始まった。応援歌は指揮者の故・岩城宏之さん(享年73)が審査員として参加予定だったもので、岩城さんは1988年からOEKの音楽監督を務めていた。OEK関係者が亡くなる直前に見舞った際、岩城さんが「おれが生きてるうちに松井の応援歌をつくって広めなきゃね」と話していたという。OEKでは「岩城氏の思いも込めて実施します」と話しており、来季のキャンプまでにCDを制作する予定。詳細は076・232・0171。

6月 20, 2006 国内ニュース |

2006年6月15日 (木)

岩城氏の「お別れの会」は18日にサントリーホールで

 【東京発】13日に亡くなった指揮者の岩城宏之氏の「お別れの会」が7月18日(火)、サントリーホールの小ホールで行われることが決まった。14時からで参列は自由。会場では、NHK交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢の有志が演奏を捧げる。

 [関連サイト]
 岩城宏之オフィシャル・サイト http://www.iwakihiroyuki.com/

6月 15, 2006 国内ニュース |

2006年5月28日 (日)

武生国際音楽祭が今年の概要を発表

 【東京発】世界的な作曲家、細川俊夫が音楽監督を務め、福井県武生市(現:越前市)で毎年行わてきた「武生国際音楽祭」の今年のスケジュールが発表された。今年から東京でも記者会見が行われるようになったが、17回目を迎える今年は9月2日(土)から10日(日)まで行われる。テーマは「スペインの音楽、モーツァルト、そして武満」で、スペインの音楽をメーンに置き、生誕250年のモーツァルト、没後10年の武満徹をじっくりと聞かせる。親しみやすい曲中心に組まれた演奏会の中に、現代音楽の委嘱作や作曲のワークショップなどを取り入れているのが特徴で、何か新しいものを創造していこうという、欧州の音楽祭のスタイルを踏襲する細川の考えによる。期間中に伊藤弘之や望月京ら俊英の作曲家を講師に据え、作曲ワークショップを行う。

[関連サイト]
 武生国際音楽祭公式サイト
 http://www.necsoft.co.jp/takefu/j_index.html

5月 28, 2006 国内ニュース |

2006年4月26日 (水)

ヴァイオリンの諏訪内晶子が活動休止、5月末まで

 【東京発】ヴァイオリニストの諏訪内晶子が内臓疾患のため、5月末まで演奏活動を休むことになった。5月下旬に栃木、愛知、兵庫、北海道、神奈川で予定してたドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団とのツアーは、米国の若手バイオリニスト、ヒラリー・ハーンが代わって共演する。諏訪内は体調を崩してパリ市内の病院に一時入院したが既に退院しており、現在はパリ市内の自宅で療養中という。

4月 26, 2006 国内ニュース |

2006年4月24日 (月)

韓国女性作曲家の作品を、読響メンバーらが日本で発表

 【東京発】韓国の女性作曲家、鄭有河(チョン・ユハ)氏の作品が日韓交流の一環として、読売日本交響楽団のメンバーらによって5月に日本で発表されることになった。読響のフルート奏者・梅津正好氏が韓国の音楽大学などで教えていることがきっかけとなって実現したもので、韓国の光州文化芸術研究所の主催。演奏会は5月20日午後7時から、新宿のパウエル・フルート・ジャパンアーティストサロンで行われる。コンサートには梅津氏のほか、読響首席クラリネット奏者の四戸世紀氏ら読響のメンバーに加え、新進ピアニストの日高亞美氏、韓国からはソプラノのチョン・ヒョンジュ氏が出演する。入場無料。問い合わせは、パウエル・フルート・ジャパン03・5339・8383まで。

 [関連サイト]
  鄭有河・作品演奏会(パウエル・フルート・ジャパンのサイト内)
  http://www.powell-japan.com/salon/index_detail.php?id=227

4月 24, 2006 国内ニュース |

2006年4月23日 (日)

新国立劇場の《こうもり》、ルイジ・ボニーノが全日出演

 【東京発】5月に行われる新国立劇場のバレエ《こうもり》公演で、ウルリック役で出演予定だった吉本泰久が怪我のため出演できなくなり、全公演ともウルリック役をルイジ・ボニーノが演じることになった。《こうもり》はローラン・プティ振り付けの話題の舞台で、5月19日、20日、21日、26日、27日、28日に公演が行われる。ボニーノはイタリア・ブラ生まれで、クルベリ・バレエ団を経て、1975年からプティの国立マルセイユ・バレエと契約。マーゴ・フォンテーン、ジジ・ジャンメール、ナタリア・マカロワ、ルドルフ・ヌレエフなどとも共演している。84年にミラノ・スカラ座バレエ団が初演した《天国と地獄》以降、現役のダンサーでありながらプティ作品が他のバレエ団で上演される際に指導を任されている。

4月 23, 2006 国内ニュース |

2006年4月19日 (水)

コンヴィチュニーの〈皇帝ティトの慈悲〉総稽古を公開

 【東京発】東京二期会が18日と19日、今週末に上演されるモーツァルトの歌劇〈皇帝ティトの慈悲〉のゲネラル・プローベ(本番と同じように行われる最後の総稽古)を報道陣に公開した。今回の公演はヨーロッパ・オペラ界の鬼才、ペーター・コンヴィチュニーが演出を手がけているのが大きな話題で、18日はAキャストの望月哲也、林正子、幸田浩子ら、19日はBキャストの高橋淳、吉田恭子、菊地美奈らのキャストで行われた。
 今回が初来日となるコンヴィチュニーの演出は、過激な読み替えが特徴。序曲の途中で照明の故障を演出して裏方である舞台監督を舞台に出して演技させたり、主役の皇帝ティトを観客席で「鑑賞」させたり、トイレの中で歌わせたりといったことが行われている。公演は20日(木)〜23日(日)まで4日間、新国立劇場で行われる。

 [関連サイト]
  東京二期会オペラ劇場
  http://www.nikikai-opera.or.jp/

4月 19, 2006 国内ニュース |

2006年4月18日 (火)

札幌交響楽団が今年も札幌市内の青少年ブラスと共演

 【札幌発】札幌交響楽団(札響)と札幌市内の青少年とが共演する「札響シンフォニック・ブラス2006」が今年も、5月6日(土)15:00から札幌コンサートホールKitaraで行われることになった。ブラスとオーケストラの架け橋として、また共演する青少年にプロの演奏家と同じステージに立つという貴重な体験を積んでもらおうと、札響が平成16年度(2004年)から行っているもので、第3回目になる今年は音楽監督の尾高忠明の指揮で、札幌交響楽団メンバーと札幌啓明中学校、札幌北辰中学校、札幌厚別北中学校という市内の3つの中学校の生徒が共演する。
[関連サイト]
 札幌交響楽団
 http://www.sso.or.jp/

4月 18, 2006 国内ニュース |

2006年4月17日 (月)

NHKクラシカル・シリーズ、DVD発売へ

 【東京発】NHKのアーカイヴに残されていた歴史的名演の数々がDVDで発売されることになった。〈NHKクラシカル シリーズ〉で、6月に第1弾として4タイトルが発売される。また、第2弾として、10月には〈カール・ベーム&ウィーン・フィルによる1975年の日本公演〉、〈 1977年の日本公演〉、〈シャルル・ミンシュ&ボストン交響楽団による1960年の日本公演〉などがリリースされる。第1弾は6月23日の発売。

<1>
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1957年、日本特別演奏会
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 ・ワーグナー:楽劇〈ニュルンベルグのマイスタージンガー〉第1幕への前奏曲
 ・リヒャルト・シュトラウス:交響詩〈ドン・ファン〉
 ・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調〈運命〉
 初来日のベルリン・フィルをカラヤンが指揮した貴重なライヴ映像。1950年代の収録ながらステレオ音源付きの、世界的にも希少な映像で収録。モノラルながら、名古屋市公会堂で収録されたバッハの管弦楽組曲第3番より〈アリア〉、ニュースも付く。
NSDS9479

<2>
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1959年、日本特別演奏会
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 ・ブラームス:交響曲第1番
 ・ブラームス:交響曲第4番
 カラヤンがウィーン・フィルと来日した最初で最後の貴重な演奏が、1950年代の収録ながらステレオ音源付の世界的にも希少な映像で復活。特典映像では〈運命〉のリハーサル風景が見られるほか、カラヤンと新婚の妻・エリエッテ夫人との日本滞在オフショットも収録。ライナーノーツはウィーン・フィルの重鎮ワルター・ヴェリーが執筆。
NSDS9480

<3>
ロンドン交響楽団
1963年、日本公演
指揮:ゲオルク・ショルティ
・ベートーヴェン:交響曲第4番
・ワーグナー:歌劇〈ローエングリン〉第3幕への前奏曲
・ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
 1963年の大阪国際フェスティバルで、ショルティがロンドン交響楽団と初来日した際の演奏を収録。ライナーノーツはショルティ夫人。
NSDS9481

<4>
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1994年日本公演
指揮:ゲオルク・ショルティ
・ワーグナー:楽劇〈トリスタンとイゾルデ〉から〈前奏曲と愛の死〉
・リヒャルト・シュトラウス:交響詩〈ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら〉
・ベートーヴェン:交響曲第7番
・ワーグナー:楽劇〈ニュルンベルクのマイスタージンガー〉第1幕への前奏曲
 ショルティ最後の来日なった1994年、ウィーン・フィルとの日本公演初日の映像を収録。円熟期のショルティの雄姿がハイビジョン映像で収録されている。ショルティ自身のインタビュー映像を特典として収録しているほか、ライナーノーツはショルティ夫人の書下ろし。
NSDS9482

 

4月 17, 2006 国内ニュース |

2006年4月16日 (日)

NHK交響楽団の2006/07シーズン発表

 【東京発】NHK交響楽団の来シーズン(2006/07)が発表になった。今年創立80年を迎えるN響の新シーズンは、外山雄三、岩城宏之、若杉弘と、正指揮者3人を指揮台に迎えて幕を開ける。サー・ロジャー・ノリントンが初めて登場するほか、音楽監督ウラディーミル・アシュケナージによるショスタコーヴィチ生誕100年記念プログラムも注目。また、名誉音楽監督のシャルル・デュトワや、ネルロ・サンティといったお馴染みの指揮者、ピアニストのエレーヌ・グリモーら豪華ソリスト陣もラインナップされている。プログラムの詳細はN響ガイド03−3465−1780(平日10:00〜18:00)まで。

第1574回
NHKホール
9/2(土)18:00
9/3(日)15:00
指揮=外山雄三
 ・尾高尚忠:交響曲第1番(新発見の第2楽章を含めて演奏)
 ・マーラー:交響曲第5番

第1575回
NHKホール
9/8(金)19:00
9/9(土)15:00
指揮=若杉弘
 ・ウェーベルン:パッサカリア
 ・マーラー:交響曲第9番

第1576回
サントリーホール
9/13(水)19:00
9/14(木)19:00
指揮=岩城宏之
 ・武満徹:弦楽のためのレクイエム
 ・武満徹:テクスチュアズ
 ・黛敏郎:曼荼羅交響曲
 ・ストラヴィンスキー:バレエ音楽〈春の祭典〉

第1577回
NHKホール
9/22(金)19:00
9/23(土・祝)15:00
指揮=ウラディーミル・アシュケナージ、ヴァイオリン=ボリス・ベルキン
 ・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 ・ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

第1578回 
サントリーホール
9/27(水)19:00
9/28(木)19:00
指揮=ウラディーミル・アシュケナージ
 ・ベートーヴェン:交響曲第2番
 ・ベートーヴェン:交響曲第3番〈英雄〉

第1579回
NHKホール
10/7(土)18:00
10/6(金)19:00
指揮=ヴラディーミル・アシュケナージ、ピアノ=エレーヌ・グリモー
 ・武満徹:鳥は星形の庭に降りる
 ・バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
 ・ラヴェル:〈ダフニスとクロエ〉組曲 第1番&第2番

第1580回
サントリーホール
11/1(水)19:00
11/2(木)19:00
指揮=サー・ロジャー・ノリントン、チェロ=石坂団十郎
・エルガー:〈ロンドンの下町〉序曲
・エルガー:チェロ協奏曲
・モーツァルト:交響曲第39番

第1581回
NHKホール
11/10(金)19:00
11/11(土)15:00
指揮=サー・ロジャー・ノリントン、ヴァイオリン=庄司紗矢香
 ・ベートーヴェン:ヴェイオリン協奏曲
 ・ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第5番

第1582回
NHKホール
11/18(土)18:00
11/19(日)15:00
指揮=ネルロ・サンティ、ソプラノ=アドリアーナ・マルフィージ
 ・チャイコフスキー:交響曲第5番ほか

[関連サイト]
 NHK交響楽団
 http://www.nhkso.or.jp

 

4月 16, 2006 国内ニュース |

2006年4月15日 (土)

Brits 賞ノミネーション発表

 【ロンドン発】英国の「ブリッツ賞」のノミネート作品が発表された。British Record Industry Trust(英国レコード産業企業合同)の頭文字を取った「ブリッツ賞」はクラシック音楽界で最も権威ある賞の一つ。今年は5月4日にロイヤル・アルバート・ホールで授賞式が行われ、収益は全てブリット・スクールと音楽療法に寄付される。
 ノミネートされたのは、歌手部門ではアンドラス・ショル(セネシーノのアリア)、ブリン・ターフェル(シンプル・ギフト、ベネディクトス)、ルネ・フレミング(リヒャルト・シュトラウスの神に捧げる歌、マーラーのダフネ)。楽器奏者部門には、アンジェラ・ヒューイット(バッハの鍵盤楽器協奏曲 第1巻と第2巻)レイフ・オブ・アンスネス(ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番と第2番)、マキシム・ヴェンゲーロフ(ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲)。また、アンサンブルとオーケストラ部門には、マリン・オルソップ指揮ボーンマス交響楽団(クルト・ヴァイルの交響曲第1番と第2番)、サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団(マーラーの交響曲第8番)、タカシュ弦楽四重奏団(ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏)がノミネートされた。
 一方、評論家賞部門にはベルカー弦楽四重奏団(ベンジャミン・ブリテンの弦楽四重奏曲)、ボリス・ベレゾフスキー(ゴドフスキ編曲のショパンの練習曲)、アントニオ・パッパーノ指揮ロイヤルオペラ管弦楽団と合唱団(トリスタンとイゾルデ)、ライフタイム・アチーブメントにはドミンゴの受賞が決まっている。

4月 15, 2006 国内ニュース |

2006年4月13日 (木)

岩城宏之のドキュメンタリー番組を放送

 【東京発】日本を代表する指揮者の一人、岩城宏之のドキュメンタリー番組が14日、23:30からNHK・BS2で放送されることになった。「生涯指揮者岩城宏之〜ベートーヴェンのともにゆかん」で、昨年の大晦日に行われたベートーヴェン交響曲全曲演奏会を追い、岩城の全容に迫っていく。本番を翌日に控えた12月30日のリハーサル風景、インタビューなどが収められている。
 岩城は1932年生まれで、56年に指揮者としてデビュー、60年にNHK交響楽団と世界一周演奏旅行を行って一躍海外でも注目され、62年にチェコ国立放送交響楽団を指揮してヨーロッパのオーケストラにデビュー。その後、国内はもとより、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルをはじめとする国外の主要オーケストラに客演を続け、また、アンサンブル金沢の創設にも加わって音楽監督を務めてきた。

4月 13, 2006 国内ニュース |

2006年4月 9日 (日)

西本智実がチャイコフスキーの未完成交響曲〈ジーズニ〉を日本初演

【東京発】西本智実がこの5月、チャイコフスキーの未完成交響曲〈ジーズニ〉の日本初演を指揮することになった。西村は昨年11月、手兵のチャイコフスキー記念財団ロシア交響楽団を指揮してモスクワで世界初演を行っている。西本率いるチャイコフスキー記念財団ロシア交響楽団による〈ジーズニ〉日本初演ツアーは5月30日の大阪公演を皮切りに、6月9日まで岡山、金沢、長崎、東京、静岡、札幌と7都市で計8公演行われる。また、4月30日(日)午後6:00から、TBSで、このプロジェクトのドキュメンタリー番組が放送される。
 〈ジーズニ〉は、チャイコフスキーが交響曲第5番と第6番〈悲愴〉の間に作曲に着手しながら、なぜか途中で放棄された作品。〈ジーズニ〉は、チャイコフスキー自身のオーケストレーションが6割ほど残されており、そのうち第2楽章はほとんどすべて書かれている。そのほかの部分も大譜表(2段楽譜。ピアノの譜面などに使われる)などでほとんど残っており、研究者の側でまったく新しく入れた個所はつなぎ目の1カ所だけとのことで、オーケストレーションは、ピアノ協奏曲第1番など、他の作品を参考にして付けられた。

[関連サイト]
 TBS〈ジーズニ〉公式サイト
 http://www.tbs.co.jp/event/ntomomi_zizuni.html
 西本智実オフィシャルサイト
 http://www.tomomi-nishimoto.com/

……[チケット発売情報]…………………………………………………………………

「チケット・クラシック」は、もちろん〈ジーズニ〉日本初演のチケットも発売!
オペラ・バレエ・コンサートのお席選びは、03−3376−1919へ
送料&発券手数料が無料。コールセンターは24時まで。終演後も開いてます!
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4月 9, 2006 国内ニュース |

2006年4月 8日 (土)

東京のオペラの森の2007年と08年

 【東京発】「東京のオペラの森」が7日、芸術顧問のイオアン・ホーレンダー・ウィーン国立歌劇場総監督を迎えて音楽記者懇談会を行い、来年2007年はロバート・カーセンの演出によるワーグナーの〈タンホイザー〉を上演することを明らかにした。また、08年はユルゲン・フリム氏の演出でチャイコフスキーの〈エウゲニー・オネーギン〉を新制作する。指揮はどちらも、「東京のオペラの森」音楽監督の小澤征爾。07年は、指揮者のペーター・シュナイダーらも招かれており、ワーグナーのコンサートを振ることも併せて発表された。今年の「東京のオペラの森」の公演も含め、全ての仕事をキャンセルして静養中の小澤についてホーレンダーは、「小澤さんはいないですが、なんとか東京のオペラの森は開催できました。代役と言えば、昔、カラヤンの代わりにショルティが振りました。ショルティの代わりに(今回の代役である)フィリップ・オーギャンさんが振ったこともありました」と述べた。

[関連サイト] 東京のオペラの森
http://www.tokyo-opera-nomori.com/

4月 8, 2006 国内ニュース |

2006年4月 6日 (木)

鬼才演出家コンヴィチュニーが日本で会見

 【東京発】ドイツ・ハンブルク歌劇場と東京二期会の共同制作で上演されるモーツァルト〈皇帝ティトの慈悲〉。その演出を手がけた鬼才演出家のペーター・コンヴィチュニーが5日午後、都内で東京二期会が記者会見を開いた。コンヴィチュニーは今回が初来日で、会見で「〈ティト〉は音楽は素晴らしい。退屈なオペラだというが、退屈なオペラでないということを証明してみせる」、「作品の中に入り込んで、そこから得たものを演出する。無関係なアイデアを盛り込んで(観客に)興味を持たせようということは考えていない」と自らの演出について語った。コンヴィチュニーの解釈では、皇帝ティトはそんなに高潔な人間でなく、相手を赦すことによってより相手を長く苦しめ、自分も長く苦しめたいという人間として描かれる。
 この日の会見には、公演の指揮台に立つユベール・スダーン、公演監督の多田羅迪夫、そしてティト役のテノール、望月哲也を初めとする出演者らが出席。記者会見に引き続いて、もうひとりのティト役、高橋淳らのキャスト陣による演出稽古が報道陣に公開された。公演は4月20日〜23日、2キャストで2日づつ、計4日間4公演、東京・初台の新国立劇場で行われる。詳細は東京二期会の公演のページhttp://www.nikikai-opera.or.jp/tito.htmlを参照、チケットはチケット・クラシック03−3376−1919(10時〜24時)まで。

 [関連サイト]
  東京二期会オペラ劇場
  http://www.nikikai-opera.or.jp/ 

4月 6, 2006 国内ニュース |

2006年4月 3日 (月)

新国立劇場で託児サービスがスタート

 【東京発】新国立劇場2階に託児室「キッズルーム」が誕生、4月5日の公演からサービスが始まる。サービスを担当するのは、託児サービスで実績と定評のある株式会社マザーズで、対象は0歳〜12歳。公演1週間前までに株式会社マザーズ(0120ー788ー222、03ー3294ー1544)まで電話で予約、開場時間から終演まで子供を預かってくれる。料金(税込)は0歳から1歳児が2000円、2歳児以上は1000円。
 2005/06シーズンのサービス対象公演は、4月5日〜11日のオペラ〈カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師〉、5月19日〜28日のバレエ〈こうもり〉、6月14日〜28日のオペラ〈こうもり〉、6月24日〜7月2日のバレエ〈ジゼル〉。現代舞踊、演劇公演についても検討されている。

 [関連サイト]
  株式会社マザーズ
  http://www.mothers-inc.co.jp/

4月 3, 2006 国内ニュース |

2006年3月29日 (水)

ミューザ川崎の「フェスタ・サマーミューザ」概要決まる

 【川崎発】川崎市の川崎駅前にある本格的なコンサート専用ホール、ミューザ川崎シンフォニーホールが昨夏から行っている夏の音楽祭「フェスタ・サマーミューザ」の今年の概要が決まった。今年は「ミューザではじまる『感動する夏』音楽祭」をテーマに、7月21日から8月13日まで開催される。
 昨年に引き続き、8つの在京オーケストラと地元・神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏会をメーンに据え、洗足学園大学や昭和音楽大学など、神奈川県の音楽大学のオーケストラやブラスバンド、合唱団も出演する。また、ピアニストの小川典子やオルガニストの松居直美らホールのアドヴァイザーによるコンサートも行われる。
 チケットは4月22日(土)発売開始。コンサートの詳細は、http://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/ に、チケットのお問い合わせはチケット・クラシック03ー3376ー1919まで。

[関連サイト]
 ミューザ川崎シンフォニーホール
 フェスタ・サマーミューザ2006
 http://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/

3月 29, 2006 国内ニュース |

2006年3月27日 (月)

第1回「高松国際ピアノコンクール」閉幕、第1位にギントフ

 【高松発】香川県高松市で行われていた第1回「高松国際ピアノコンクール」の本選が26日に行われ、ウクライナ出身のパヴェル・ギントフ(22)が第1位を獲得、賞金100万円が贈られた。ギントフは香川県知事賞、高松市長賞も同時受賞となった。第2位にはロシアのスタニスラフ・クリステンコ(21)、第3位は中国の王超(16)が入った。
 また、4位にロシアのソフヤ・グルヤク(26)、5位に台湾の胡志龍(30)、6位に日本の岡本麻子(28)が入賞。副賞として設けられた財団法人・松平公益会賞と委嘱作品演奏者賞にギントフ、財団法人・高松観光コンベンション・ビューロー理事長賞がグルヤク、審査員特別賞が日本の丸山耕路(22)、審議員・オブザーバー特別賞に泉ゆりの(23)が選ばれた。
 「高松国際ピアノコンクール」は今年、世界レベルの音楽を高松から発信しようと、地元の経済団体を中心になって創設されたもの。約9割が民間からの寄付で賄われている。開催は4年に一度で、高松駅前にある「サンポートホール高松」が会場。第1回は25カ国・地域から306人の応募があり、録音テープなどの審査で出場者を絞り込み、最終的に16カ国・地域から63人が参加した。
 第3次審査からオーケストラが伴奏に付き、モーツァルト、ベートーベンの協奏曲から1楽章を弾くのが特徴。本選には6人が本選に出場、若手作曲家の青山政憲がコンクール用に作曲した課題曲「屋島」を演奏した後、協奏曲でオーケストラと共演した。コンクールに音楽監督を設けているのも特徴で、指揮者の堤俊作が務め、審査委員会は11人。委員長の岩崎淑以下、日本人の審査委員は神谷郁代、池辺真一郎、青柳晋、ササキ・ウララ。海外からの審査員には、2005年のショパン国際ピアノ・コンクールで審査員を務めたピオトル・パレチニ、ピアニストのディーナ・ヨッフェらがいる。

ーーチケット情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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終演後もコールセンターが開いてます!
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3月 27, 2006 国内ニュース |

2006年3月26日 (日)

第32回「日本ショパン協会賞」に関本昌平

 【東京発】ショパンの作品で特に優れた演奏をしたピアニストに贈られる「日本ショパン協会賞」の選考会で、このほど2005年/第32回の受賞者に関本昌平が選ばれた。関本は1985年、大阪府生まれ。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、パリのエコール・ノルマル音楽院卒業。2003年の第5回浜松国際ピアノ・コンクール、05年の第15回ショパン国際ピアノ・コンクールでともに第4位に入賞している。
 「日本ショパン協会賞」は、昨年1年間の間にショパン作品を演奏した国内のコンサートを対象にしたもの。第32回は75件が対象となり、昨年8月31日に青山音楽記念館バロックザールで行われた「関本昌平ピアノ・リサイタル」の演奏と関本の将来性が評価された。表彰は4月18日、東京・上野の東京文化会館小ホールで行われる日本ショパン協会第229回例会「外山啓介ピアノ・リサイタル」の開演に先立って行われ、メダル、賞状および賞金20万円が贈呈される。

[関連サイト]
 関本昌平ピアノ・リサイタル
 http://www.classic-japan.com/ticket/chamber09.html

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3月 26, 2006 国内ニュース |

2006年3月25日 (土)

びわ湖ホールの芸術監督に指揮者の沼尻竜典

 【大津発】指揮者の沼尻竜典が2007年4月から、びわ湖ホールの芸術監督に就任することになった。新国立劇場オペラ部門の芸術監督に転出する若杉弘の後任で、任期は3年。びわ湖ホールの自主事業全般について個性的で芸術的に価値の高い作品づくりの企画、指導を行い、プロデュース・オペラの企画・指揮、青少年オペラ劇場等の企画・監修、専属声楽アンサンブルの監修・指導などを手がける。びわ湖ホールでは98年の開館以来、青少年向けオペラの指揮を担当。昨年のジルヴェスター・コンサートなどを指揮している。
 沼尻は1964年、東京生まれ。桐朋学園大学在学中から新日本フィルハーモニー交響楽団で小澤征爾のアシスタントとして活躍。90年の第40回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝、指揮者として本格的な活動を始めた。2003年より、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者。オペラには97年に〈後宮からの誘拐〉を指揮してデビュー、ベルク〈ルル〉の全3幕完成版の日本初演も行っている。

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3月 25, 2006 国内ニュース |

ハノーファー北ドイツ放送フィルの公演で歌手変更

 【東京発】6月8日にサントリーホールで行われる大植英次指揮のハノーファー北ドイツ放送フィル演奏会で、出演が予定されていたバスのフィリップ・エンスが都合により来日できなくなり、代わってクリストフ・シュテフィンガーが出演することになった。この日の演奏会は、ワーグナー の 歌劇 〈リエンツィ〉 序曲、ジークフリート牧歌、楽劇 〈ワルキューレ〉 第1幕、というプログラムで、シュテフィンガーのほか、テノール の ロバート・ディーン・スミス、ソプラノのリオバ・ブラウンが出演する。

3月 25, 2006 国内ニュース |

第16回「出光音楽賞」の受賞者が決定

 【東京発】わが国のクラシック音楽家の育成を目的とし、数多くの有力音楽家を輩出した出光音楽賞だが、第16回を迎えた今年、クラリネット奏者の亀井良信、ソプラノ歌手の木下美穂子、ピアニストの田村響の3人が選ばれた。受賞者にはそれぞれ賞状ならびに賞金300万円が贈られる。年内に授賞式と受賞者による「出光音楽賞受賞者ガラコンサート」(日時・会場未定)が開催され、この模様はテレビ朝日系で全国放送される予定。
 亀井は現在30歳、フランスで研鑽を積み、トゥーロン国際コンクールでスペディダム賞、日本木管コンクール第1位などを受賞。帰国後は、古典から現代からクラシック以外まで幅広いレパートリーで活躍している。
 また、木下は34歳、これまで日本声楽コンクール第1位、日伊声楽コンコルソ第1位、イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞を受賞。その後国内外で〈蝶々夫人〉のタイトルロールを歌い、昨年3月には二期会オペラ劇場〈椿姫〉でヴィオレッタを歌い、いまや二期会を代表するプリマの一人。
 一方、田村は19歳。ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、園田高弘賞ピアノ・コンクール第1位、2003年度<アリオン賞>など受賞暦多数。現在、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に在学のかたわら、多数の国内オーケストラとの共演など、意欲的に活動している。

[関連サイト]出光興産
 http://www.idemitsu.co.jp/

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3月 25, 2006 国内ニュース |

2006年3月21日 (火)

中野振一郎がデビュー20周年

 【東京発】日本を代表するチェンバリストとして、意欲的な活動を続けている中野振一郎が今年でデビュー20周年を迎える。それを記念して、4月14日に東京で行われる日本テレマン協会第169回定期演奏会で、J.S.バッハのゴルトベルク変奏曲を演奏する。意外なことに、ゴルトベルク変奏曲は、中野にとって今回が初めての公開演奏。スタイルなどの違いから敢えて避けていたが、ようやく演奏に踏み切ることになった。問い合わせは、日本テレマン協会0120−332−869まで。

[関連サイト]
 日本テレマン協会 http://www.telemann.ws
 中野振一郎公式サイト http://columbia.jp/~nakano/

3月 21, 2006 国内ニュース |

2006年3月16日 (木)

第56回芸術選奨

【東京発】文化庁から15日、第56回芸術選奨の受賞者が発表された。音楽関係は白井光子(58)、川口ゆり子(55)、江戸京子(69)、鈴木大介(35)の4人で、贈呈式は22日に東京都内で行われる。

◎文部科学大臣賞
【音楽】声楽家・白井光子(58)=歌曲集〈冬の旅〉
【舞踊】バレリーナ・川口ゆり子(55)=〈タチヤーナ〉〈シンデレラ〉
【芸術振興】芸術監督・江戸京子(69)=〈第21回〈東京の夏〉音楽祭2005〉

◎文部科学大臣新人賞
【音楽】ギタリスト・鈴木大介(35)=コンサート〈ギター・エラボレーション〉

3月 16, 2006 国内ニュース |

2006年2月21日 (火)

演奏家の為の総合職業訓練事業が4月に開講

 【東京発】NPO法人CLA(芸術振興市民の会)が、より多くの音楽家が、より多くの聴衆に演奏する機会を増やすため、演奏家のための総合職業訓練、アンフィニ・スタジオを開講することになった。ここでは、世界の演奏現場の第一戦で経験を持つ現役演奏家を講師陣として迎え、レベルの高いアンサンブルを学ぶほか、実際に多くのステージ経験を積む。また、演奏だけではなく、音楽業界のプロデューサーや人事担当者等の指導の下、演奏家として社会で活動するのに必要なマネジメント能力の開発も行うという。

CLA事務局
〒171-0021  東京都豊島区西池袋2-30-20-203
Tel: 03-5985-5322  Fax: 03-5957-1242
ホームページ:http://www.cla-arts.jp/

2月 21, 2006 国内ニュース |

2006年2月10日 (金)

「東京のオペラの森 2006」小澤の代役にオーギャン

 【東京発】音楽監督の小澤征爾が降板したヴェルディの歌劇〈オテロ〉の公演を、フィリップ・オーギャンが指揮することになった。指揮者の変更以外、公演は予定通り開催される。オーギャンは現在、ドイツ・ニュルンベルク州立歌劇場及び同管弦楽団の音楽総監督。ベルリン・ドイツ・オペラ、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン)、ミラノ・スカラ座、ロイヤル。オペラなどに客演を重ね、オペラ指揮者として高く評価されている。今回が初来日。
詳細は東京のオペラの森 http://www.tokyo-opera-nomori.com/

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【チケット発売情報】

彩の国さいたま芸術劇場〈ピアニスト100〉
4月〜7月までの1回券、2月11日(土)発売開始
お座席のご予約はチケット・クラシック03−3376−1919へ
送料&発券手数料が無料。コールセンターは24時まで。終演後も開いてます!

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2月 10, 2006 国内ニュース |

2005年12月27日 (火)

西本智実/東京交響楽団公演の公演をキャンセル

 【東京発】西本智実が、12月末に客演を予定していた東京交響楽団の演奏会を
キャンセルすることになった。急病のためで、キャンセルするのは27日の葛飾シンフォニーヒルズ、31日のミューザ川崎シンフォニーホールの演奏会。27日は飯森範親、31日の公演は秋山和慶が代役として指揮台に立つ。問合せは葛飾公演=かつしかシンフォニーヒルズ03ー 5670ー2233、川崎公演はミューザ川崎シンフォニーホール044ー520ー0200

[関連サイト]
葛飾区文化国際財団
http://www.kccf.or.jp/

ミューザ川崎シンフォニーホール
http://www.kawasaki-sym-hall.jp/

東京交響楽団

12月 27, 2005 国内ニュース |

2005年12月24日 (土)

読売日響が「正指揮者」ポスト新設。初代は下野竜也

 【東京発】読売日本交響楽団が2006年秋から「正指揮者」(英語名Resident Conductor)を新設、下野竜也を迎えることになった。「正指揮者」は、読売日響にとっては初めての指揮者ポスト・称号で、任期は2006年11月1日から2009年10月31日までの3年間。
 下野は、読売日響の各シリーズを各々1回指揮するほか、地方公演にも指揮し、年間10回程度出演する予定。2006年11月定期は就任披露公演で、斉藤秀雄が編曲したバッハの〈シャコンヌ〉と、20世紀アメリカ音楽の最高傑作の一つである、ジョン・コリリアーノの交響曲第第1番を取り上げる。また、2007年12月には、年末恒例のベートーヴェンの第九を指揮する予定。

[関連サイト] 読売日本交響楽団
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

12月 24, 2005 国内ニュース |

2005年12月21日 (水)

読売日響の常任指揮者にスクロヴァチェフスキ

 【東京発】読売日本交響楽団の第8代常任指揮者にスタニスラフ・スクロヴァチェフスキが就任することになった。ゲルト・アルブレヒトの後任で、任期は2007年4月から09年3月までの2年間。また、読売日響史上初の正指揮者のポストが置かれ、初代正指揮者として若手指揮者の下野竜也が就任することになった。スクロヴァチェフスキはポーランド生まれの今年82歳。常任指揮者に就任する時は84歳で、これほどの高齢で常任指揮者に就任するのは、国内ではもちろん例がなく、海外においても極めて稀。

[関連サイト] 読売日本交響楽団
http://yomikyo.yomiuri.co.jp/

12月 21, 2005 国内ニュース |

2005年12月 7日 (水)

ボリショイの〈戦争と平和〉、ロストロポーヴィチの降板劇

 【モスクワ発】12月6日に予定されていたボリショイ・オペラに
よるプロコフィエフのオペラ〈戦争と平和〉のプレミエが9日に延期
されることになった。指揮のムスティスラフ・ロストロポーヴィチが
降番したことが原因。劇場では9日以降、アレクサンドル・ヴェデル
ニコフとパヴァル・ソローキンが交代で指揮を務めることに決まった。
 今回の〈戦争と平和〉上演は、元々はロストロポーヴィチ本人の強
い希望で実現したもの。劇場側は当初、劇場の新装オープンの2008年
のこけら落し公演に上演を考えていたが、それを前倒しする格好とな
った。
 公演の練習は、ロストロポーヴィチがモスクワを訪れたこの春から
スタートしたが、関係者たちによれば、オーケストラの団員が毎回変
わり、いつも初めからやり直さなくてはならない状況。歌手たちも自
分たちの役柄を把握しておらず、オーケストラの錬度が低いため、練
習はいつも険悪な雰囲気の中で続けられたという。
 11月の総仕上げでも満足な結果が得られなかったロストロポーヴ
ィチはさらにリハーサルを要求したが、これが劇場側に受け入れられ
なかったことが降板劇に繋がった。

[関連サイト] ボリショイ劇場
http://www.bolshoi.ru/ru/

12月 7, 2005 国内ニュース |

2005年11月28日 (月)

テノールの望月哲也がサイン会

 二期会若手テノールのホープ望月哲也が27日、HMV渋谷店でサイン
会を行った。これは望月のデビュー・アルバム『イル・ミオ・デゾーロ』
(マイスターミュージック/MM1192)の発売を記念してのもので、
当日、HMV渋谷店5階クラシック・フロアには望月のファンが詰めかけ
た。サイン会の前にはミニ・コンサートも行われ、アルバムの中からヘ
ンデル〈オンブラ・マイ・フ〉ほか数曲が甘い美声で披露された。
 望月は来年4月に上演される二期会公演、モーツァルト〈皇帝ティト
の慈悲〉を高橋淳とのダブル・キャストでタイトルロールを歌う。これ
は、鬼才ペーター・コンヴィチュニーの新演出をハンブルク州立歌劇場
と東京二期会との共同制作で話題となっている公演。

[関連サイト] 二期会オペラ 公演ラインナップ
http://www.nikikai-opera.or.jp/tito.html

11月 28, 2005 国内ニュース |

2005年11月17日 (木)

いずみシンフォニエッタ大阪が東京デビュー

 【東京発】大阪・いずみホールのレジデント・オーケストラとして、
現代音楽演奏を中心に活発な活動を行っている、いずみシンフォニエ
ッタ大阪が16日、紀尾井ホールで常任指揮者・飯森範親の指揮で初の
東京公演を行った。 曲目はキラールの<オラワ>、カーゲルの<フィ
ナーレ>、休憩を挟んで、イベールの室内管弦楽のためのディヴェル
ティメント、西村朗の室内交響曲第1番の4曲。
 前半のカーゲルの作品では、演奏中に指揮者が倒れるといった奇抜な
演出があったり、後半、同オーケストラ音楽監督で、作曲家の西村朗と
飯森とのトークで始めるなど、飽きがこないよう工夫の凝らされた演奏
会だった。ソリストで活動している名人を集めたというこのオーケスト
ラの合奏能力は、2003年の委嘱作である西村作品で十分に発揮され、
東京の聴衆に強く印象付けた。

[関連サイト] いずみシンフォニエッタ大阪
http://www.izumihall.co.jp/sinfonietta/index.html

11月 17, 2005 国内ニュース |

2005年11月14日 (月)

小山実稚惠・デビュー20周年記念演奏会

 【東京発】ピアニストの小山実稚恵のデビュー20周年記念演奏会
が11月4日と11日、サントリーホールで行われた。小山は、1985年
のショパン・コンクールで第4位に入賞した年をデビュー年と位置
付けているので、今年でちょうど20年になるという。11日の演奏会
は、小山自身がどうしてもこの曲から始めたいと思ったという、シ
ョパンの夜想曲op.9-1でオープニング。その後、ショパンのバラード
全4曲を演奏し、休憩を挟んで、広上淳一指揮の日本フィルハーモ
ニー交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を共演という、大
変ハードなプログラム。小山は定評ある卓越した技巧に加え、柔ら
かく暖かみのある音と円熟味あふれる音楽作りで、このプログラム
を弾き切った。会場には彼女をファンを始めとして、音楽業界関係
者も多数駆けつけ、20年の記念演奏会を共に祝った。

[関連サイト] 梶本音楽事務所
http://www.kajimotomusic.com/

11月 14, 2005 国内ニュース |

2005年11月13日 (日)

指揮者のアーノンクールが京都で講演

 【京都発】指揮者のニコラウス・アーノンクールがほぼ30年ぶりに
来日した。第21回京都賞を受賞したことで来日が実現したもので、1
1日に国立京都国際会館で行われた受賞者による記念講演会に臨み、
12日には記念シンポジウムに出席した。
 12日のシンポジウムは、前半がパネルディスカッション、後半がい
よいよ公開演奏指導というスタイル。パネルディスカッションには日本
の古楽演奏の第一人でもある指揮者の鈴木雅明氏、アーノンクールの著
作の訳者である樋口隆一氏らがパネリストに招かれた。アーノンクール
は楽譜の読み方や演奏法について、独自の理論を展開。議論は演奏論に
まで及び、800人ほどの聴衆が熱心に耳を傾けた。
 休憩を挟んで公開演奏指導が行われ、京都フィルハーモニー室内合奏
団を指揮。モーツァルトの交響曲第33番を実際に指揮しながら、
アーノンクールが自らの演奏解釈を披露していった。

[関連サイト] 稲盛財団
http://www.inamori-f.or.jp/

11月 13, 2005 国内ニュース |

2005年11月12日 (土)

静岡国際オペラコンクール閉幕

 「第4回静岡国際オペラコンクール」(静岡県主催)がこのほど閉
幕、6日に行われた本選でワシリー・ラデュク(26、バリトン、ロシ
ア)が第1位に選ばれた。2位はアレクセイ・タノヴィツキー(29、
バス、ベラルーシ)、3位はエカテリーナ・シチェルバチェンコさん
(28、ソプラノ、ロシア)が選ばれた。日本人最高位者の三浦環特別
賞は、富士市出身の高田智宏(29、バリトン)が選ばれた。静岡県の
出身者が三浦環特別賞を受賞するのは初めて。
 「静岡国際オペラコンクール」は、静岡県にゆかりのある世界的なプ
リマドンナ、故・三浦環をたたえ、彼女の没後50年に当たる1996
年に創設されたもの。3年ごとの開催で、今回は10月26日に開幕。
過去最多の365人の応募があり、事前審査で102人に絞られ、最終
的に世界18の国と地域から89人が参加した。第一次予選、第二次予
選を経て、6日に浜松市のアクトシティ浜松で本選が行われ、本選に進
んだ6人が大勝秀也指揮の東京交響楽団をバックにアリアを披露。第一
位を獲得したラデュクは、チャイコフスキーの<スペードの女王>から
エレッツキーの貴女を愛していますなどを歌った。
 審査委員長はソプラノの伊藤京子。審査員にはチン・シャオクン(中
国:ソプラノ)、ドロテア・グラット(ドイツ:バイロイト祝祭歌劇場
芸術監督)、畑中良輔(日本:バリトン)、ウーヴェ・ハイルマン(ド
イツ:テノール)、五十嵐喜芳(日本:テノール)、片岡啓子(日本:
ソプラノ)、木村俊光(日本:バリトン)、岸本力(日本:バス)、
リー・ヨンジョ(韓国:作曲家)、ジョヴァンニ・ピリウッチ(イタリ
ア:バス)、カティア・リッチャレッリ(イタリア:ソプラノ)、ジャ
ンニ・タングッチ(イタリア: フィレンツェ歌劇場芸術監督)が名を連
ねている。

11月 12, 2005 国内ニュース |

2005年11月11日 (金)

瀬戸内寂聴作品がオペラに

 【東京発】人気作家の瀬戸内寂聴が台本を手がけたオペラ<愛怨>が
来年2006年2月、新国立劇場で上演されることになった。作曲者は
三木稔。三木も瀬戸内と同じ徳島出身であることから、同郷の大先輩に
台本を依頼したところ、瀬戸内が「三木の作曲ならば」と実現した。初
日は17日で、18、19日と3回上演される。
 物語は、8世紀中葉の遣唐使、大野浄人が聖明女帝から、唐の光貴妃
が秘曲とする琵琶曲<愛怨>を持ち帰るよう命を受け、結婚したばかり
の桜子を残して出立、愛憎劇を繰り広げるといった、瀬戸内らしい、男
女間の抒情溢れるもの。11日には新国立劇場のオーケストラ・リハー
サル室で記者発表も行われ、桜子役の釜洞祐子と、大野浄人役の経種廉
彦によって、アリアが2曲披露された。

[関連サイト] 新国立劇場<愛怨>
http://www.nntt.jac.go.jp/season/opera_2005_6/ai-en.html

11月 11, 2005 国内ニュース |

ロン・ティボー国際音楽コンクール・ガラ・コンサートの出演者が決定

 【東京発】10月29日、パリで行われたロン・ティボー国際音楽コン
クール(ヴァイオリン部門)で、第2位に入賞した南紫音(みなみし
おん)と、第1位に輝いた、オランダのフレデリク・サイスの両者が、
来年2月23日に行われる、『日本製紙グループ スペシャル ロン・テ
ィボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート』への出演者が決定し
た。またゲストとして、今年度審査員も務めたジャン=ジャック・カ
ントロフも出演する予定。コンサートの詳細は下記の通り。発売開始
は、11月26日午前10時。

■2006年2月23日(木)19:00開演〜 サントリーホール
日本製紙グループ スペシャル
ロン・ティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート
出演:フレデリク・サイス(第1位)、南紫音(みなみしおん)(第2位)、ジャン=ジャック・カントロフ(審査員)
広上淳一指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61/カントロフ(Vn)
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61/南紫音(Vn)
ベルク:ヴァイオリン協奏曲<ある天使の思い出>/サイス(Vn)
S:8,000/A:7,000/B:6,000

お問合せ:フジテレビ・コンサート事務局 03‐5500‐8267

[関連サイト] フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/lt/

11月 11, 2005 国内ニュース |

2005年10月28日 (金)

内田光子が文化功労者に選ばれる

 【東京発】ピアニストの内田光子(56歳)が、10月28日、2005年
度の文化功労者にクラシック音楽界から選ばれた。内田は、1970年
のショパン・コンクールに第2位、1975年のリーズ国際コンクール
第2位入賞後、コンサートやレコーディングなどで国際的に活躍、
いまや日本のみならず、世界を代表するピアニストのひとりとして
名声を確立している。文化功労者の顕彰式は11月4日、東京都内のホ
テルで行われる。

10月 28, 2005 国内ニュース |

村治佳織が来月11日に復帰

 【東京発】今月15日に右手急性疾患(右手後骨間神経麻痺)で全治
1か月と診断され、演奏活動から休養していたギタリストの村治佳織
が、11月11日の神奈川・平塚公演から復帰することになった。27日に
東京国際映画祭のイベントにトークのみでゲスト出演し、「1日でも
早く復帰したい」と話した。

10月 28, 2005 国内ニュース |

2005年10月26日 (水)

新国立劇場<アンドレア・シェニエ>練習始まる

 【東京発】11月20日から12月5日まで上演される、歌劇<アンド
レア・シェニエ>の稽古が10月24日 から始まった。初稽古の前に、
恒例のキックオフパーティが行われ、新 国立劇場の遠山敦子理事
長、トーマス・ノヴォラツキー芸術監督らが挨拶に立った後、今
回の演目の最大の目玉である演出家のフィリップ・アルロー、出
演者のゲオルギーナ・ルカーチたちが紹介された。10 月31日には
公演についてオペラ・トークも行われる。

[関連サイト] 新国立劇場
http://www.nntt.jac.go.jp/

10月 26, 2005 国内ニュース |

2005年10月17日 (月)

二期会のバロック・オペラ盛況で終わる

 【東京発】二期会ニューウェーブオペラ劇場のヘンデル<ジュリ
ア ス・シーザー>(ジュリオ・チェーザレ)が15、16日の両日、
東 京・王子駅前の北とぴあさくらホールで行われた。鈴木雅明指揮
のバッ ハ・コレギウム・ジャパンの演奏による本格的なバロック・
オペラを上演と話題を集めた公演で、歌手陣は、二期会のオペラ研
修所などから オーディションで選ばれた若手で固められた。
 16日の最終日は、クレオパトラ役の星川美保子が安定した音程
や弱音で超絶技巧を駆使した華麗なアリアを披露、この日いちばん
の好演となった。シーザー役の田村由貴絵やプトレマイオス役の諸
田宏美は、 本来はカストラートが歌うこれらの役をメゾソプラノの
歌手が歌う難しさを感じたものの、まずまずの出来。また、鈴木雅
明率いるバッハ・コレギウム・ジャパンのきびきびとして、遊び心
たっぷりの演奏は、バロック・オペラの楽しさを存分に客席に伝え
ていた。平尾力哉の演出も3面スクリーンを使った工夫あふれるも
の。征服者古代ローマと現代のアメリカ合衆国をダブらせ、直接的
なメッセージ性を送っていた。

10月 17, 2005 国内ニュース |

2005年10月14日 (金)

二期会ニューウェーブ公演<ジュリアス・シーザー>が明日から開演

 【東京発】10月15日(土)、16日(日)の両日、設立50周年を
迎える二期会オペラ研修所出身の若手実力派歌手が勢揃いして、
ヘンデルの歌劇<ジュリアス・シーザー>を王子の北とぴあ・さ
くらホールで上演する。指揮とオーケストラは、日本の古楽器演
奏で絶大な人気を誇る、あの鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジ
ャパンが担当する。演出は、斬新な手法で人気の平尾力哉。
 この公演の配役は、6月16日、17日に鈴木、平尾両氏在席のもと
オーディションが行われ、二期会オペラ研修所オペラ・ストゥー
ディオ第40期以降修了者、同研修所オペラ・プロフェッショナル
コース修了生及び在籍者、同研修所オペラ・ストゥーディオ第48
期マスタークラス在籍者など80名以上の中から選ばれた。

[問い合わせ]    二期会チケットセンター:03-3796-1831
[公演詳細]    http://www.nikikai-opera.or.jp/julius.html

10月 14, 2005 国内ニュース |

2005年10月13日 (木)

ピティナがショパン・コンクールを即日レビュー

 【東京発】第1次予選入賞者が発表されたワルシャワのショパン・
コンクールに関係して、ピアノ指導者たちの業界団体である「ピティ
ナ(PTNA=社団法人・全日本ピアノ指導者協会)」が公式Webサイト
で、音楽評論家・諌山隆美氏によるコンクールの即日レビューがアッ
プしている。第1次予選通過の日本人出場者の中には、英国のリーズ・
コンクール第3位入賞の大崎結真、第5回浜松国際コンクール第4位
入賞の関本昌平など、ピティナ出身のピアニストが注目を集めている。

[関連サイト] PTNA ショパンコンクール即日レビュー
http://www.piano.or.jp/enc/special/2005cpn/

10月 13, 2005 国内ニュース |

2005年9月30日 (金)

サヴァリッシュがN響の演奏会をキャンセル

 【東京発】NHK交響楽団に11月に客演することになっていたド
イツの巨匠、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(82)が、公演をす
べてキャンセルすることになった。N響が30日に明らかにしたもの
で、理由は体調不良によるもの。代替指揮者は現在未定だという。サ
ヴァリッシュはNHK交響楽団の桂冠名誉指揮者で、キャンセルする
のは11月 2日、3日、12日と13日の4回の演奏会。

【関連サイト】
NHK交響楽団 http://www.nhkso.or.jp/

9月 30, 2005 国内ニュース |

2005年9月27日 (火)

モンサンジョン・フィルム・フェスティバル開幕!!

 【東京発】27日、東京・銀座のヤマハホールで、フィルムの鬼才、
ブリュノ・モンサンジョンのフィルム・フェスティバルが開幕した。
開幕日の27日は、「偉大な芸術家の肖像」と題して、正午からメニ
ューイン、ディースカウ、オイストラフの映像、午後7時からはヴァ
レリー・ソコロフのヴァイオリンによる演奏と、モンサンジョン、佐
々木昭一郎、筒井武文氏らによるトークが行われた。
 昼の部のフィルム上映の合間に、モンサンジョン自身がロビーに現
れ、観客との談笑に加わったりする光景も見られ、楽しげな雰囲気で
フェスティバルは進められている。
 明日28日は、モンサンジョンがこれ以上のバッハは考えられない、
と公言して憚らないグレン・グールドの特集、最終日の29日はスヴ
ィャトスラフ・リヒテルの映画を上映、ピアニストのピョートル・ア
ンデルジェフスキも登場する。

【関連サイト】モンサンジョン・フィルム・フェスティバル(pdf)
http://www.classic-japan.com/monsaingeon.pdf

9月 27, 2005 国内ニュース |

2005年9月22日 (木)

岩城宏之が記者懇談会

 【東京発】8月に肺がんの手術を行い療養していた、NHK交響楽団の
終身正指揮者で、オーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督の岩城宏
之が22日記者会見を開き、1か月半ぶりに元気な姿を見せた。岩城は
10月1日から事務所をメイ・コーポレーションに移籍するが、この日
は事務所の代表取締役で作曲家の三枝成彰も同席。岩城は移籍について、
「あと10年しかないのなら、三枝さんと一緒に暴れようと思った」と述
べた。
 会見では、昨年から始めた大晦日のベートーヴェン全交響曲連続演奏
を今年も行うことを明らかにし、「ベートーヴェンの交響曲を1日で一
気に演奏してみると、全9曲がまるで1つの大きな作品のように感じら
れた。改めてベートーヴェンの偉大さをを感じました」と振り返った。
また、移籍を記念して10月30日にサントリーホールで「岩、動く」
と題したコンサートを行い、これまでの活動を総括して現代曲を織り交
ぜながらの「全方位演奏」にしたいと語った。

【関連サイト】三枝成彰オフィシャル・サイト
http://www.saegusa-s.co.jp/

9月 22, 2005 国内ニュース |

2005年9月20日 (火)

今年のPMFを放送

 【札幌発】札幌を舞台に行われたPMF(パシフィック・ミュージッ
ク・フェスティバル)の演奏会の映像とドキュメンタリー番組がこの
秋、テレビ、FMで放送されることが決まった。演奏会が放送される
のは、7月30日に札幌コンサートホール「Kitara」で行われたネッ
ロ・サンティ指揮のPMFオーケストラの公演。ロッシーニ:歌劇<セ
ミラーミデ>序曲、 歌劇<ウィリアム・テル>序曲、レスピーギ:交
響詩<ローマの噴水>、<ローマの松>、<ローマの祭>が演奏され
る。放送時間は以下の通り。
9月26日(月)19:20~21:00 NHK-FM(ラジオ)「ベストオブクラシック」
10月16日(日)15:00~16:50 NHK教育テレビ(北海道)「PMF2005」
10月29日(土)23:00~2:58  NHK-BS‐Hiビジョン「ハイビジョンクラシック館」
11月25日(金)10:00~11:40 NHK-BS2「クラシック倶楽部」

 また、ドキュメンタリー番組「PMF2005 平和を紡ぐ127人のファ
ミリー」は10月10日、北海道テレビ(HTB)の 9:55~10:50に放送され
る。10月下旬にはBS朝日でも放送される予定。

【関連サイト】パシフィック・ミュージック・ フェスティバル
http://www.pmf.or.jp/

9月 20, 2005 国内ニュース |

2005年9月 9日 (金)

サントリーホールが来年、創立20周年記念公演

 【東京発】東京、赤坂のサントリーホールが8日、来年創立20周
年を迎えるにあたって、記念公演の概要を発表した。サントリーホー
ルは、1986年に開館して以来、常に内外の一流アーティストが登
場、様々な演奏会が行われ、我が国のトップ・ホールとして揺るがな
い地位と名声を維持してきた。記念年には、内田光子やヨーヨー・マ
などのリサイタル、タン・ドゥンのホール・オペラ「TEA」、ニー
ル・シコフ、ジュゼッペ・サッバティーニらが登場するガラ・コンサ
ート、クラウディオ・アバド&マウリツィオ・ポリーニが登場するル
ツェルン音楽祭の来日をはじめ、ほぼ30年ぶりに日本の地を踏むニコ
ラウス・アーノンクールの指揮によるウィーン・フィルハーモニー管
弦楽団など、どれをとってもクラシック・ファン垂涎のコンサートが
ラインナップされている。

【関連サイト】サントリーホール
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/

9月 9, 2005 国内ニュース |

2005年8月29日 (月)

第15回芥川作曲賞に斉木由美

 【東京発】サントリーホールで8月28日、第15回芥川作曲賞の
選考会が行われ、1964年生まれの斉木由美が選ばれた。受賞作品
は、読売日本交響楽団からの委嘱で、昨年6月12日、ゲルト・アル
ブレヒトの指揮によって世界初演された「アントモフォニー3」。
 第15回目の節目にあたる今回は、1977年生まれの藤倉大「ヴ
ァニッシング・ポイント」、1979年生まれの鷹羽弘晃「アフェア」、
1973年生まれの植田彰「フォーカル・ディスタンス」と斉木の4
人4作品で争われた。公開審議で藤倉と斉木に絞られ、最終的に圧倒
的な完成度を見せた斉木作品が栄冠を勝ち取った。斉木には賞金50
万円が贈られ、2007年の同選考会のためのオーケストラ作品が委
嘱された。

【関連サイト】
サントリー音楽財団 http://www.suntory.co.jp/culture/smf/
東京コンサーツ http://www.tokyo-concerts.co.jp/

8月 29, 2005 国内ニュース |

2005年8月26日 (金)

新国立劇場バレエ「カルミナ・ブラーナ」のトークイベントに若杉弘

 【東京発】新国立劇場バレエ団2005/6シーズンのオープニング
は、カール・オルフの作品に、バーミンガム・ロイヤルバレエの芸術監
督デヴィッド・ビントレーが振り付けた「カルミナ・ブラーナ」が飾る。
1995年に英国で初演され、絶大な人気を誇っているプロダクション
だが、10月29日から始まる公演を前に、トークイベントが9月18
日に新国立劇場ホワイエで行われることになった。トークイベントは正
午からで、音楽評論家・堀内修をナビゲーターに迎え、ビントレー、バ